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【東北本線】蒲須坂駅舎 解体/取壊

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JR東日本東北本線の蒲須坂駅(栃木県さくら市蒲須坂)の駅舎が解体されます。

1920年に蒲須坂信号所として開業しその歴史の歩みを始めます。1923年に駅に昇格し現在に至るまで地域の交通の要所として活躍します。そして現在の駅舎が建設されたのが1970年のこと。島式ホーム2面4線の構造を有しますが現在はそのうちの2本のみが利用されています。半世紀以上に渡り当地で活躍しつづけてくれている地域を代表する景色の一部です。

長きに渡り当地住民に親しまれている歴史ある駅舎ですが、その老朽化等も指摘されていました。そして日本郵便関東支社とJR東日本大宮支社から2025年春頃からの郵便局と駅窓口業務の一体運営開始の発表がなされました。それに先立ち現在の駅舎は取壊されることになりそうです。

当たり前であった光景に残された時間は短いのかもしれません。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと長年に渡る営みを感じ取れることでしょう。

(2023年8月執筆)

 

多くの方々の大切な思い出を詰め込んでその歴史の幕を下ろします。

PHOTO:PIXTA

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