【日豊本線】山之口駅舎 取壊
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JR九州日豊本線の山之口駅(宮崎県都城市山之口町花木)の駅舎が解体されます。
1914年に開業した山之口駅。以降現在に至るまで地域の交通の要所として活躍しています。かつての山之口町の中心駅であり、郵便局や商店なども近くに存在する地域の中心としての役割を担ってきました。現駅舎は1965年に改築されたもの。現在は駅員のいない無人駅ですが平屋構造の機能的な駅舎が利用者を迎えてくれます。
長きに渡り当地住民や鉄道ファンに愛されている歴史ある駅舎ですが、その老朽化やバリアフリーにかかる課題等も指摘されていました。そして駅舎の大規模改修が正式に決定。既に山之口駅等整備事業が策定されており、新駅舎が建築される予定です。それに伴い現駅舎は半世紀以上に渡る歴史の幕を下ろします。
当たり前であった景色はもうすぐ消滅します。思い出をお持ちの方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと懐かしい記憶が蘇ることでしょう。
(2023年8月執筆)
懐かしい記憶が蘇るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
多くの方の思い出を詰め込んでその歴史の幕を下ろします。
PHOTO:PIXTA