金剛バス 廃業
- 乗り物
金剛バスは、大阪府南東部を走るバスで、金剛自動車株式会社が運営しています。1925年に金剛自動車乗合組合として一般乗合旅客運送事業の免許を取得します。ここがその歴史の起源となりそうです。以降、住民の大切な足として地域交通の変遷とともにその歩みを刻みます。現在においては富田林駅や喜志駅、上ノ太子駅を発着する計15路線を運行中で、多くの人々の通勤や通学、買い物などに利用されています。
しかし残念ながら、金剛バスは2023年12月20日に全路線を廃止することが決定され、既に正式発表されています。種々の要因を勘案された上での苦渋の決断であったようです。
淡い緑色の車体が街の景色を彩る現在の光景に残された時間は長くはありません。ご興味のある方は一度現地に足を運ばれてはいかがでしょうか。
（2023年10月執筆）
当たり前であった景色に終わりが近づいています。
PHOTO:くろうさぎ様
追記・・金剛バス廃業後の運行に関しての新しい交通サービスが発表されております。（2023年11月）
