Final 2020年3月28日 記事【御茶ノ水駅】聖橋口駅舎 改修のイメージ画像

【御茶ノ水駅】聖橋口駅舎 改修

  • 建物・施設

御茶ノ水駅の聖橋口駅舎が大きくその姿を変えます。2023年12月より新しい聖橋口駅舎がその歴史の歩みを始めます。

湯島聖堂とニコライ堂という二つの「聖堂」を連結することにその名が由来する聖橋。その最寄りの改札口が御茶ノ水駅の聖橋口です。

御茶ノ水駅の歴史は古く1904年にまで遡ります。その後、関東大震災による駅舎一部部焼失・総武本線乗入・駅舎の移動等の歴史を繋ぎます。そして1978年に聖橋口駅舎が鉄骨造2階建てに改築されました。これが現在の聖橋口駅舎の原型となりました。以降、長きに渡り、当地の景色を代表する建物としての役割を果たしてきました。しかし老朽化等の事情により駅舎は大きく改修され、新駅舎にその役割を譲ります。

「御茶ノ水駅の聖橋口は学生時代からよく利用しました。跨線橋は昭和初期に建築されたという年季の入ったものでレトロ好きな私にとってお気に入りの場所でした。御茶ノ水駅は構造が複雑ですが、制限された状況で駅を機能させるという先人の気迫と知性みたいなものが伝わってくる感じで私は大好きでした。近年大きくその姿を変えますが、味と雰囲気があった昔の御茶ノ水駅を忘れないようにしたいものです。」千代田区に通勤する男性の言葉です。

ご興味のある方は一度現地に足を運ばれてはいかがでしょうか。きっとあなただけの旧駅舎の大切な思い出が甦るはずです。

(2023年10月執筆)

PHOTO:写真AC

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