【津軽線】津軽浜名駅 廃駅
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津軽浜名駅がその歴史の幕を下ろします。
津軽浜名駅は、1960年に日本国有鉄道の駅として開業しました。開業当初は気動車の旅客のみを取り扱う無人駅でした。その後、1987年の国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道の駅となりました。2019年の三厩駅の無人化に伴い、管理駅が青森駅に変更されました。
駅の構造は単式ホーム1面1線を持つ地上駅で、現在も無人駅として運営されています。津軽海峡を遠くに望む景観で、「海の見える駅」として知られています。周辺には青函トンネル入口広場や龍飛崎などの観光スポットがあり、津軽半島の自然や歴史を楽しむことができます。また、駅は青森駅から普通列車で約1時間半の距離にあり、のどかな雰囲気を醸し出しています。
ご興味のある方は是非一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。本州の北端の小さな駅の営みを感じることのできる最後の機会になるかもしれません。
(2024年9月執筆)
PHOTO:PIXTA