【京王線】下高井戸駅 改修
- 建物・施設
下高井戸駅は、1913年に京王電気軌道の駅として開設されました。当初は地上駅でしたが、1993年に橋上駅舎が使用開始となり、利便性が向上しました。駅名も変遷があり、1938年から1944年までは「日大前駅」と呼ばれていました。
2014年には連続立体交差事業が開始され、駅の高架化工事が始まりました。この事業は、踏切による交通渋滞の解消や安全性の向上を目的としています。現在の駅は相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備えています。急カーブ上にあるため、通過列車には速度制限があることでも知られます。
京王電鉄が進める一帯の高架化工事の進行に伴い、下高井戸駅とその周辺は大きく変わろうとしています。新しい駅舎は現在の線路の真上に建設され、ホームは島式2面4線に拡張される予定です。この変化は、下高井戸の街の景観を大きく変えることになり、より開放的で明るい空間となることが期待されています。
長年親しまれてきた現在の駅舎の姿は、やがて過去のものとなります。高架化工事が進む今こそ、変わりゆく街の風景を記憶に留めるため、ぜひ一度下高井戸駅を訪れてみてはいかがでしょうか。
(2024年11月執筆)
長年に渡り営まれた美しい景色です。
多くの方々の思い出を詰め込んで、当地の景色はラストランを迎えております。
PHOTO:写真AC