川崎市役所 本庁舎 解体/取壊
- 建物・施設
川崎市役所の本庁舎(川崎市川崎区宮本町1)が78年の歴史に幕を下ろします。
本庁舎が完成したのは昭和13年。川崎市のアイコンとしてに親しまれてきた建物であり、時計塔がシンボルとなっています。昭和20年には川崎市は大空襲に襲われましたが、無事にこの建物は残りました。その設計は教会建築で有名な元田稔氏です。全国各地に元田氏設計の教会は残っておりますが、ここも氏の代表的な建築物としてその姿を現在に残します。残念ながら建物は取壊しということになりましたが、現庁舎の趣を残した建物に生まれ変わるようです。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2016年10月執筆)