小田原少年院 閉鎖

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小田原少年院(神奈川県小田原市扇町)が、2019年3月に閉鎖されます(神奈川県小田原市扇町)。原因は、少子化による収容者の減少と施設の老朽化です。同少年院の歴史は古く、1903年横浜監獄小田原分監として開設、1952年に同院へとなりました。刑務所だった歴史を持つため、周囲は高い塀に囲まれた環境です。その塀には、市内在住の画家であった故・竹松泉氏による絵画が施されています。描かれた1996年当初は色鮮やかだったものの、今では日に焼けて色褪せているという壁画。独特の雰囲気を醸し出し、見る側の心を捉えて離さない風情を携えています。役割を終えて116年の歴史に幕を閉じることになる同施設の、想像力をかき立てられる物語のような壁画を、今の内に目に焼き付けに現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。(2018年1月執筆)

 

 

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