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和歌山電鉄 貴志川線2270系南海カラー 引退

  • 乗り物

 和歌山電鉄貴志川線に残っていた南海カラー編成(2702-2272)がついに見納めとなりました。同車は1995年、それまで南海高野線で走っていた22000系を貴志川線専用に改造して誕生した、白いボディに青とオレンジの帯が特徴的な車両です。2006年に同社から和歌山電鉄に譲渡後は、全6編成のうち「たま電車」や「いちご電車」など個性豊かに改装された車両もありますが、その中でも最後までこの色を保ち続けました。この度、親会社である岡山電気軌道で2019年春に運行開始予定の「おかでんチャギントン電車」のPRを行うため、同編成にラッピングが施されることとなり、2018年9月18日で南海カラーは見納めとなりました。南海時代の面影は薄れてしまいますが車両はまだまだ活躍するようなので、これからも新しい姿の2270系を応援していきませんか?

(2018年9月執筆)

 

爽やかな白をベースにした車両です。

 

日本の田舎によくなじむ電車でした。長い間本当にお疲れ様でした。

 

PHOTO:PIXTA

 

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