千代田線6000系 引退
- 乗り物
営団地下鉄時代より千代田線で活躍を続けた6000系がついに引退を迎えます。同車は1968年に試験車が、1971年に量産車が登場して千代田線で運行を開始しました。47年の歴史の閉幕となります。
世界で初めて「回生ブレーキ付きサイリスタチョッパ制御」を採用し、当時最先端の省エネ車両として、線内の環境改善に貢献し、1972年には鉄道友の会ローレル賞も受賞しています。またアルミボディや左右非対称の前面デザインは、後の7000系や8000系にも受け継がれています。緑のラインをまとい、制御装置更新も行いつつ千代田線や、乗り入れ先の小田急線、JR常磐線と広く走ってきましたが、2018年10月5日で通常営業を終了し、現在は同年11月11日まで土休日限定で綾瀬~霞が関間の特別運転が行われています。千代田線の懐かしの車両に会える機会もあとわずかですので、この機会をお見逃しなく!
(2018年10月執筆)
毎日の通勤の思い出をお持ちの方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
都会が似合うスタイリッシュな車両です。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA