東急電鉄 7700系 引退
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東急電鉄で短編成ながら親しまれてきた7700系車両がついに引退を迎えます。同車はもともと、1962年にオールステンレス車としてデビューした7000系です。1987年から91年にかけて、大井町線と目蒲線(現在の多摩川線と目黒線の一部)への転属にあたって改造されたことで7700系に生まれ変わりました。外観はほぼそのままですが制御装置がVVVFインバーター制御に交換され、さらにカラーバリエーションもあることから非常に個性的な車両といえるでしょう。
近年は池上線と多摩川線にて3両編成で走行していましたが、2018年11月24日で引退する運びとなり、56年間の活躍に幕が下ろされます。なお一部車両は解体されず、三重県と岐阜県を走る養老鉄道に譲渡される予定となっています。東京での活躍が見られるのはあとわずか。ぜひ池上・多摩川線まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2018年11月執筆)
見慣れた顔が見れるのも後少しの期間です。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA