丹波市立神楽小学校 閉校
- 文化・教育施設
丹波市立神楽小学校(丹波市青垣町文室244)が 145年の歴史に幕を下ろします。1872年に文室・雲林寺を仮校舎として、神楽小学校の前身となる明開舎が開設され、神楽小学校の歴史がスタートしました。美しい加古川源流の里にある神楽小学校は、小規模小学校の良さを生かし個別指導に近いスタイルで、学習だけでなく生活面が豊かに育つようにのびのびとした教育体制が整っていました。地元住民との交流も盛んで、夏には近くの清水川の案内をしてもらいながら川で地域の方と一緒に魚やカワニナなどを見つけたことも。青垣町に伝わる三国太鼓の伝統を受け継いできた神楽小学校は、地域にとても密着した小学校でしたが少子化の影響を受けて2017年3月をもって閉校となりました。丹羽市内各4校が一緒になり、2017年4月6日から丹波市立青垣小学校(丹波市青垣町佐治)としてスタートしています。(2018年10月執筆)
正門でしょうか。登下校の際には子供の姿であふれた時代もあったのだと思います。
山の麓の美しい校舎です。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:takapon様/PIXTA