山手線 原宿駅駅舎 退役/取壊
- 建物・施設
1906年に開業し、1924年に二代目として完成した都内最古とされるJR原宿駅(東京都渋谷区神宮前一丁目18-20)の駅舎。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに合わせて、移動の円滑化を図るために改修工事を行っています。新しい駅舎が建設されるにあたり、歴史ある木造駅舎は建て替えられる計画です。
白壁に木造の骨組みを表面に出し、銅板葺きの小さな塔を屋根にのせた洋風のフォルムは、長年多くの駅利用者に親しまれてきました。閉鎖が決まって以降、JR東日本には、原宿のランドマークの一つとして、木造駅舎の保存を求める要望が渋谷区長や建設業界などから寄せられているようです。現在の姿も永遠のものではないかもしれません。最後に一度90余年の歴史ある駅舎を見に行ってみてはいかがでしょう。
(2019年5月執筆)
とても多くの人に利用される駅舎でした。
格式ある歴史を感じることができます。
長年に渡り本当にお疲れ様でした。
PHOTO:ニングル様
追記 2020年3月20日をもって木造駅舎は営業を終了しました。そして旧駅舎は東京パラリンピック終了の後に取り壊される予定です。96年もの間本当にお疲れ様でした。沢山の思い出をありがとうございます。