板橋区立板橋第一小学校 閉校
- 文化・教育施設
板橋区立板橋第一小学校(東京都板橋区氷川町13-1)は、1874年に開校し、144年もの歴史を持つ、板橋区でもっとも古い歴史を持った小学校です。2018年4月から近隣の小学校と統合し、新しい体制として再スタートしました。
同校の校庭には、校舎よりも背の高い大きなイチョウの木があります。学校ができるよりも古い時代からあるとのことで、樹齢は140歳をとうに超え、同校だけでなく板橋区のシンボルとも言われています。そしてこの大イチョウには古くから語り継がれたことがあります。「地中に大きく広く張った根は、昭和初期には池袋あたりまで到達しそうだった。」とのこと。あまりにも古くて大きな木であることから、そのような噂が生まれたのかもしれません。
同校は2018年3月31日をもって閉校してしまいましたが、ゆかりのある方は、新しい体制として生まれ変わった同校に足を運び、この大イチョウを改めてご覧ください。想像以上に大きくて立派な大木の姿に、大いなる歴史を感じることができるのではないでしょうか。
(2019年6月執筆)
見事な歴史と伝統は新設の統合校にひきつがれました。
PHOTO:i-flower様/PIXTA
VIDEO:ishida502 様