帝京冨士中学校・高校 閉校
- 文化・教育施設
1980年に創立された帝京冨士中学校・高校(愛媛県大洲市柚木947-29)は、学校生活と寮生活を人つなぎにした「学寮一貫教育」を行なっていることが特色。学校の勉学だけではなく、ルールに基づいた集団生活を経験することによって、他人を思いやる感性などを培うことができる学校です。また、「習熟学習」と呼ばれる夜間学習や、「グレイド方式」と呼ばれる国語・数学・英語を促進的に教育するシステムをとっていたことも特徴。もちろん、高校から入学する生徒に対しても、特別編成のクラスを設けて補完授業を行うことで、中学からの学生に追いつくように配慮がされていました。
このように、中高一貫の形で教育に非常に力を入れている同校ですが、残念ながら2021年3月31日で閉校となることが決まっており、39年の歴史に幕を下ろすことになりました。同校で勉学に励んだ人も多くいるはず。もし足が遠のいてるのであれば、この機会に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2019年7月執筆)