国東市立武蔵中学校 閉校
- 文化・教育施設
武蔵川を眼下に望む、長い上り坂の先にある国東市立武蔵中学校(大分県国東市武蔵町成吉810)が、2020年4月に小中一貫の義務教育学校として生まれ変わります。
同校は1947年に創立した中学校。伝統である「あいさつ坂」での挨拶運動は地元ではとても有名です。この活動は校則で決められたものではなく、生徒たちが自主的に行っている、と注目されテレビの取材を受けたこともありました。また学習面では、毎年「学び塾」と呼ばれる授業が土曜日に開塾。地域の方々が同校へ訪れて授業を行うことで、新鮮な環境で学習の基礎向上が図れると生徒からも好評でした。
そんな伝統ある同校は、現在武蔵町内の小中学校3校と統合が予定されています。より学びやすい環境と新校舎を楽しみに、もし同校にゆかりのある方は統合前に再び訪れてみてはいかがでしょうか。
(2019年8月執筆)
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