中野市立倭小学校 閉校
- 文化・教育施設
2020年4月に行なわれる中野市4校の小学校再編による統廃合で、1901年に開校した中野市立倭小学校(長野県中野市田上322)が119年の歴史を終えます。
千曲川沿いの田園地帯に建つ、中野市最北端の小学校である当校。地域や郷土とのつながりを尊重し、近隣にある弥生時代の遺跡・柳沢遺跡で発掘体験をするなどの試みが行なわれました。2015年には調査の成果である「柳沢遺跡再発見新聞」を発行し地域の人に配布しました。またPTAや評議員会、JA青年部などの協力のもとコミュニティスクールが立ち上がり、各種活動・学習をサポートしています。
2019年現在で全校児童40名ながらも、協力して学校生活を送ってきた倭小学校の子どもたち。最後の年度に有終の美を飾って欲しいものです。
(2019年8月執筆)