西武鉄道 レッドアロー号 定期運行終了
- 乗り物
1969年から51年間、池袋線などで運行され、多くの人に愛されてきた「レッドアロー」の定期列車が2020年3月13日で運行を終了することになりました。「レッドアロー」という愛称は、特急形車両5000系電車にはじめに付けられ、後続である10000系の電車でも使用されています。
現在運行している10000系電車は、特に「ニューレッドアロー」と呼ばれています。この「ニューレッドアロー」も1994年から25年以上にわたり池袋線・西武秩父線を運行してきましたが、3月13日で定期運行を終了します。「ゆとりと安らぎの空間」をコンセプトにした車両は、ゆったりと座れるシートや車いすでの利用を配慮したシートやトイレも完備。通勤や観光などに使用していたという方も多いのではないでしょうか。
「レッドアロー」の愛称をもつ車両の運行終了に伴い、利用者や沿線の住人に感謝を込めたイベントも開催されるようです。乗車したことがあるという方は、その時の思い出を振り返りにもう一度乗車してみてはいかがでしょうか。
(2020年2月執筆)
埼玉の美しい田舎を走る車両でした。
5000系と10000系のレッドアロー号です。長きに渡り本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : 新とみ 様