南砺市立井口小学校 閉校
- 文化・教育施設
2021年3月末をもって、南砺市立井口小学校(富山県南砺市蛇喰1001番地)が閉校します。
1873年に光徳寺を仮校舎として創立したことが、同校の創立起源となります。開校後ピーク時の児童数は347名いましたが、現在は54名まで減少。少人数ではあるものの、昼休みや放課後には学年の垣根を超えて仲良く交流している子どもたちの姿が見られます。また、同校では複数の教員が学級全体や二つの学年を担当する「チーム担任制」がスタート。1学級1担任の体制を見直すことで、授業の質の向上を目指す同校の取り組みが地元で話題となりました。
148年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2021年に閉校し、その歴史は新設の統合校の南砺市立南砺つばき学舎に引き継がれます。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年1月執筆)