JR四国 伊予灘ものがたり 運行終了
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2021年12月、四国旅客鉄道が運営する観光列車「伊予灘ものがたり」がその歴史の幕を下ろします。
「伊予灘ものがたり」の歴史の始まりは2014年7月26日。四国初の観光列車として多くの期待を背負っての船出でした。この車両が走る予讃線の伊予市駅 と伊予大洲駅間の伊予灘沿い区間(伊予長浜駅経由)は、「愛ある伊予灘線」の愛称がつけられており、美しい景観を楽しめる区間として大人気です。
「古い車両ですが社内の雰囲気は最高。料理だっておいしいし、おもてなしも温かい。なにより瀬戸内海の絶景を楽しみながらのんびりと車中の旅を満喫できます。こんな贅沢な旅をしていいのだろうかと悩んでしまうくらいでした。大好きな電車でした。引退まで時間があるようです。何回か乗車したいと思います。」関西在住の鉄道ファンの言葉です。
(2021年3月執筆)
美しいキハの車体はすっかり地域の景色にとけこみました。
地域住民にとっても誇りである車両でした。
長年に渡り、多くの方に笑顔を届けてくれました。心より感謝申し上げます。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : 伊予灘 ものがたり 様
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