栗沢町立茂世丑小学校 閉校
- 文化・教育施設
栗沢町立茂世丑小学校(北海道岩見沢市栗沢町茂世丑309-1)は、かつて北海道にあった小学校です。同校が開校したのは明治時代である1899年5月5日のこととされています。茂世丑小学校があった栗沢町は、かつて炭鉱を主要の産業としていた地域。当校には炭鉱業に従事する親御様の子供達が数多く通っていたそうです。炭鉱業の衰退という環境対応を図り、地域では稲作や畑作への産業転換を行っているようです。
地域に愛され子供達を長年に渡り守り続けた学び舎ですが、残念ながら1974年3月31日に閉校し、堂々たる 75年の歴史に幕を下ろしています。校舎は閉校後に解体されているものの体育館は現存しており、公民館とともに活用されています。ご興味のある方は一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと北の大地の学び舎の美しい営みを感じとることができることでしょう。
(2021年6月執筆)
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
学び舎を守り抜いた地域の先人たちの功績を忘れないようにしたいものです。
PHOTO:CRENTEAR様