泊村立茅沼小学校 閉校
- 文化・教育施設
泊村立茅沼小学校(北海道古宇郡泊村茅沼村500-2)の創立起源は1949年にまでさかのぼります。その後、地域の学校として地に足のついた歴史を繋ぎます。そして最後の生徒の巣立ちを見送ったのは1996年3月末。多くの方に惜しまれながらの47年の堂々たる歴史の閉幕でした。
北海道最古の炭鉱であった茅沼炭鉱。当校の近隣に位置していました。茅沼鉱業所は地域に飛躍的な発展をもたらし人口も拡大し、それに伴って若年人口も増大します。その後、整備された炭住施設整備計画。この計画に基づき関係者が学校設立に尽力し鉱業所の協力を得て、この茅沼地区に新築されたのが茅沼小学校です。茅沼炭鉱は1964年に閉山しましたがその後も地域の学び舎として子供達を守り続けました。
ご興味のある方はぜひこの地に足を運んでみてはいかがでしょうか。北の大地の学び舎の美しい営みを感じ取ることができるかもしれません。
(2021年6月執筆)
立派な校舎です。
当校の歴史と伝統は永遠に語り継がれることでしょう。
PHOTO:poteto089aaa様