秩父市立浦山中学校 閉校
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秩父市立浦山中学校(埼玉県秩父市浦山3547)の源流は1947年にまでさかのぼります。その後、地域の学校として地に足のついた歴史を繋ぎます。そして最後の生徒の巣立ちを見送った歴史の閉幕は1985年3月末。多くの方に惜しまれながらの38年の堂々たる歴史の閉幕でした。
かつて日本有数の秘境に数えられた程の山深い里に位置する秩父市裏山地域。多くの集落が存在しましたがダム建設に伴いその多くが廃村になってしまった歴史を有します。しかしここにもかつて人々の確かな営みがあり、数多くの大切な思い出がこの地に眠っています。ご興味のある方はぜひこの地に足を運んでみてはいかがでしょうか。山深い学び舎の美しい営みを感じ取ることができるかもしれません。
(2021年6月執筆)
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
学び舎を守り抜いた地域の先人たちの功績を忘れないようにしたいものです。
PHOTO:takahumikawasaki様