乙部町立姫川小中学校 閉校
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乙部町立姫川小中学校(北海道爾志郡乙部町姫川523-2)の源流は1896年までさかのぼります。その後、市町村合併・名称変更等の歴史をつなぎ2011年の3月の閉校まで継続します。その閉校は多くの方々の思いの詰まった115年間の歴史の閉幕となりました。
当校の佇む乙部町。農業や漁業の盛んな美しい場所です。学校近くを流れる姫川には義経伝説が言い伝えられます。「乙部に逃れていた九郎判官義経を追って来た静御前は、ついに義経に会えず川に身を投じた、いつしかその川を姫川と呼ぶようになった。」とのことです。
ご興味のある方はぜひこの地に足を運んでみてはいかがでしょうか。美しい小さな学び舎の力強いかつての営みを感じ取ることができることでしょう。
(2021年6月執筆)
何年にも渡り沢山の子供たちが通学した校門です。
長きに渡り子供たちの登下校を見守り続けてくれました。
卒業生・先生・地域住民など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO:poteto089aaa様