【JR東日本】快速アクティー 運行終了
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JR東日本が運行管理する快速「アクティー」が2023年春のダイヤ改正をもって運行終了することが発表されました。
「アクティー」の登場は1989年。英語の「active」という言葉がその語源とされ、街を活発化させたいという想いが込められていたそうです。東京駅と小田原駅を結ぶ快速列車で、現在では夜間に下り2本が運行されています。登場から20年以上の期間にわたり利用者に親しまれてきた人気車両です。
「アクティーはよく利用しました。時間がないときでも都心からあっという間に小田原にたどり着けるので、小田原好きの私にとっては実に便利な車両だったのです。この車両が東海道線を疾走する姿は間違えなく当地の景色でしたし、運行終了は実に寂しいことです。残りわずかな期間ですが必ず何回か乗車しますからね。」東京都在住の鉄道ファンの言葉です。快速「アクティー」。この車両も日本鉄道史に堂々たる足跡を残しつつ、その歴史の最終ラップを刻みはじめました。
(2022年12月執筆)
多くの方々の大切な思い出を詰め込んでその歴史の幕を下ろします。
PHOTO:PIXTA