【高徳線】引田駅舎 解体/取壊か
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JR西日本高徳線の引田駅(香川県東かがわ市引田700-2)の駅舎が解体される可能性が高まっております。
1928年に開業した引田駅。かつての木造造の外観は既にその姿を消しており、後に飲食店舗併設のため増築されるなど何回かの改修を経ています。開業から現在に至るまで約1世紀の期間にわたり、当地の交通の要所として活躍し、その駅舎は引田駅のアイコンとしての役割を果たしてきました。
長きに渡り当地住民や鉄道ファンに愛されている歴史ある駅舎ですが、その老朽化も指摘されていました。そして東かがわ市議会定例会においてその建替が決定。周辺整備計画の一環として現在の駅舎はその姿を大きく変えそうです。
長きに渡り当地にどっしりと根を張り活躍してくれた引田駅舎ですが、残された時間は長くないのかもしれません。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと長年に渡る営みを感じ取れることでしょう。
(2023年4月執筆)
この美しいプラットフォームの雰囲気も変わってしまうのでしょうか。
PHOTO:PIXTA