第二海堡
- 文化・教育施設
- 建物・施設
第二海堡は、明治中期からおよそ25年の歳月をかけて建造され、1914年6月に完成した人口島です。東京湾の真ん中に位置し、その面積は約41,000 m²。東京湾の海防強化の目的のために造られました。
1923年の関東大地震により被災し廃止されますが、その後、第二次世界大戦中は防空指揮所やカノン砲などが設置されるなど海上要塞として機能します。敗戦後は、軍事施設は爆破処理されましたが、現在に至るまでその姿を残します。
現在、第二海堡は船の安全管理のための平和施設となり、その管理は国土交通省。民間事業者によるツアーも開催されており、上陸の機会もあるそうです。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。日本の壮大な歴史ロマンを感じとれることでしょう。
(2023年1月執筆)
現在は船の安全を管理するための施設として活躍中です。
我が国を守ろうとした先人達の強き思いを忘れてはいけないのではないでしょうか。
PHOTO:PIXTA