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明智川拱橋

  • 建物・施設

明智川拱橋(めがね橋:三重県いなべ市員弁町下笠田)は、三岐鉄道北勢線の明智川にかかっている19.8mの橋梁であり、3つのアーチが連なっている点を特徴として持つ橋です。その姿の美しさから、撮影スポットとしても人気があります。

このめがね橋は1916年に建設されており、工事を請負った郡竹治郎氏は、久米村坂井(現・桑名市坂井)の土建業者で、設計者は地元の多湖英一氏。アーチ部はコンクリートブロックを積み上げる形で作られている点が特徴的で、コンクリート製のめがね橋は全国的にも希少とされています。その歴史的な価値が評価され、めがね橋は土木学会の土木遺産にも選定されています。興味のある方は、ぜひ一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2023年6月執筆)

在りし日の営みを今に伝える遺跡です。

 

その美しい佇まいは今なお多くの人々を魅了します。

PHOTO:PIXTA

 

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