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【成田線】笹川駅舎 改修か

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笹川駅(JR東日本)は1931年、鉄道省佐原-笹川間の開業時に終着駅として開設されました。当初は旅客と貨物を取り扱い、駅南東の入正醤油工場へ約700メートルの引込線も敷設されました。この引込線は醤油や原料の運搬に使用され、1959年頃まで稼働していました。

1971年には貨物取扱が廃止され、1987年の国鉄分割民営化でJR東日本の駅となりました。

駅舎は相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、跨線橋でホームが結ばれています。2021年からは無人駅となり、現在は乗車駅証明書発行機と簡易Suica改札機が設置されています。駅前には駐車場と駐輪場も整備され、地域の重要な交通拠点となっています。

2024年10月、東庄町とJR東日本が駅舎の譲渡で合意し、駅舎は地域の交流拠点や観光案内所へと生まれ変わる予定です。この計画により、笹川駅は地域の活性化に大きく貢献することが期待されています。趣のある木造駅舎の歴史は尊重されつつ、新しい時代の要請にもこたえてくれそうな予感がしますが、今後、駅舎周辺の景色は変わる可能性もあります。現在の笹川駅舎にこそ大切な思い出がある、という方は是非一度当地に足を運んでみてはいかがでしょうか?

(2024年10月執筆)

 

美しい営みは日々継続しております。

 

見慣れた景色はどのように変わるのでしょうか。

PHOTO:写真AC

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