記事【海上自衛隊】UH-60J 退役のイメージ画像

【海上自衛隊】UH-60J 退役

  • 乗り物

海上自衛隊の救難ヘリ「UH-60J」は、アメリカのシコルスキー社が開発したブラックホークを基に、日本仕様に改良された多用途ヘリコプターです。1991年に運用を開始し、主に海上での遭難者救助や災害派遣で活躍してきました。三菱重工業がライセンス生産を担い、日本の防衛ニーズに合わせた救命装備や航続距離の向上が図られました。

UH-60Jは、東日本大震災や台風災害など、数々の救難活動で重要な役割を果たしました。しかし、運用開始から30年以上が経過し、機体の老朽化や技術的な陳腐化が進んだことから、後継機への移行が進んでいます。

UH-60Jは近年は退役が進んでおり、その姿を見られる機会も限られていましたが、最後の一機8979号機の除籍セレモニーが行われました。長きに渡り日本の空から海上安全に貢献してくれた「UH-60J」。この機種も日本の航空史に堂々たる足跡を残してくれたと言えそうです。

(2024年12月執筆)
PHOTO:PIXTA

同じ都道府県の記事

同じカテゴリーの記事

ファイナルアクセス会社サイトはこちら

残り日数で探す

記事ランキング※24時間以内

Final Access Books

注目コンテンツ これが最後です

都道府県から探す