【京王線】上北沢駅 全面改修
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上北沢駅は、1913年に京王電気軌道の駅として開業しました。当初は「上北沢駅」という名称でしたが、1917年に「北沢駅」に改称。その後、1932年に再び「上北沢駅」に戻されています。
1944年には東京急行電鉄に吸収合併され、1948年に京王帝都電鉄の駅となりました。駅舎の大きな変化は1993年2月に訪れ、地下駅舎が完成し、従来の駅舎と構内踏切が廃止されました。翌1994年には10両対応ホームが完成し、輸送力の増強が図られました。2007年2月にはバリアフリー化の一環としてエレベーターが新設され、ホームの新宿方にあった階段が撤去されました。2014年からは連続立体交差事業が着手され、駅周辺の環境改善が進められています。
現在、上北沢駅は多くの人々が利用する、地域の重要な交通拠点となっています。そして連続立体交差事業の進行に伴い、駅周辺の更なる発展が期待されています。近年完成予定の新しい駅舎は、地元のシンボルである桜並木が映えるデザインが採用されるとのことです。上北沢駅は100年以上の歴史を持つ駅として、地域の発展とともに歩んできました。ぜひ一度、上北沢駅を訪れてみてはいかがでしょうか。
(2024年11月執筆)
懐かしい記憶をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
PHOTO:写真AC