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【東京高速道路】土橋入口 廃止

  • 建物・施設

東京高速道路の土橋入口は、戦後の銀座復興と交通緩和を目的に設立された東京高速道路株式会社の重要な一部です。1959年6月、土橋から城辺橋間が一方通行で供用を開始しました。これは首都高速道路よりも早い開通でした。

1963年には蓬莱橋から紺屋橋間が相互通行で供用開始され、1966年蓬莱橋から新京橋間の全線が開通しました。土橋入口は、この路線の重要なアクセスポイントとして機能してきました。東京高速道路は、指定最高速度が全線40 km/hと、一般道路に近い速度制限を持つ特徴的な道路です。

現在でも多くの人に利用される東京高速道路ですが、近年の都市計画の変更に伴い、大きな転換期を迎えています。2024年11月、東京高速道路株式会社は、首都高速日本橋区間の地下化と新京橋連絡路の建設に伴い、2025年4月上旬に東京高速道路を廃止することを発表しました。これにより、土橋入口を含む東京高速道路は、その長い歴史に幕を下ろすことになります。

今後は、この歴史ある道路の記憶を後世に伝えつつ、新たな都市計画に沿った交通インフラの整備が進められることでしょう。土橋入口周辺の変化にも注目が集まります。最後の機会となる可能性もあるため、東京の都市発展の象徴として、土橋入口を含む東京高速道路の利用と観察をお勧めします。

(2024年11月執筆)

PHOTO:PIXTA

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