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【加古川線】日岡駅舎 解体/取壊

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加古川線の日岡駅は、1913年に播州鉄道が加古川町駅(現・加古川駅)から国包駅(現・厄神駅)間を開業した際に設置されました。その後、1923年に播丹鉄道に譲渡され、1943年には国有化されて鉄道省の加古川線の一駅となっています。駅舎は1948年に木造平屋建てに改築され、瓦葺きの屋根が特徴的です。1973年に荷物扱いが廃止され、1990年からは無人駅として運営されています。さらに2009年からは加古川駅の管理下に入り、2016年にはICカード「ICOCA」の利用が可能となりました。

築77年を迎えた木造駅舎は老朽化が進んでおり、2025年度に加古川市の予算で建て替え設計が進められています。2026年度には新駅舎の工事が予定されており、完成後は加古川線の途中駅で木造駅舎が残るのは西脇市駅と新西脇駅のみとなる見込みです。

長い歴史を重ねてきた日岡駅の駅舎は、日岡駅は日岡山公園や日岡御陵古墳群の最寄り駅として、地域の歴史や自然と深く結びついています。また当地の方々の思い出が詰まった場所でもあります。建て替えによりその姿を変える前に、ぜひ加古川線を利用して当地を訪れてみてはいかがでしょうか。

(2025年5月執筆)

PHOTO:PIXTA

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