七尾市立徳田小学校 閉校
- 文化・教育施設
明治初期から続く歴史ある七尾市立徳田小学校(石川県七尾市中挟町リ23)が閉校します。当校の開校は1872年。その学校名は徳川天領と前田領に由来し、校章も徳川家の三つ葉葵紋と前田家の梅鉢紋を合わせたものという由緒ある学び舎です。
現在の校舎は1980年の建設。七尾市南部に位置し、周辺は緑豊かな田園地帯に囲まれるのんびりとした雰囲気の学び舎です。
地域の人々に暖かく見守られながら145年間に渡り地域の子ども達を育んできましたが、2018年3月をもって、その歴史に幕を降ろすこととなりました。最後の卒業生は41名。1~5年生の子ども達は、4月より近隣の高階小学校と統合して新設された朝日小学校へ通います。中庭で80年間子ども達を見守った黒松や、『みんなは さんごよ さんご樹だ』から始まる校歌を懐かしく思い出される方も多いのではないでしょうか。ゆかりのある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか?
(2018年1月執筆)
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