奥多摩小屋 閉鎖
- 建物・施設
東京、埼玉、山梨にまたがる雲取山の山頂から東京方面へ40分ほど下ると奥多摩小屋(東京都西多摩郡奥多摩町日原1024)が見えます。1959年に建設された奥多摩小屋は今でも当時のまま、薪ストーブやランプが使われていて、とても趣があります。また、そこから眺める景色は絶景で多くの登山者に感動を与えてきました。東京から近いテント場としても人気で、近年は山小屋よりもテント泊をする人の方が多く訪れています。しかし、建物の老朽化がすすみ安全確保が困難になったことから2019年3月31日で閉鎖されることになりました。登山の初心者にも絶好のポイントであったため多くの登山家が存続を希望しています。閉鎖まであとわずか、最後にもう一度あの星空を見たいと、多くの人が訪れているようです。(2018年9月執筆)