JR東日本189系M50編成 旧あずさ色 引退
- 乗り物
JR東日本中央線沿線を中心に“あずさ色”として親しまれてきた189系のM50編成が引退を迎えました。
189系はもともと、1975年に信越本線の横川~軽井沢間に対応した特急形車両として登場しました。同形車の183系とは異なり電気機関車との連結が可能で、機関車につながれて碓氷峠の急こう配を越えていました。中でもM50編成は“あずさ色”に塗装変更され、白いボディと窓周りの淡い青のラインが特徴的です。
2002年までは中央本線の「あずさ」や「かいじ」として走行し、その後も臨時列車やホリデー快速として長らく中央線沿線で親しまれてきましたが、老朽化に伴い2018年1月25日の団体臨時列車をもって引退しました。2018年9月現在、189系は長野エリアに1編成が残るのみとなりましたので、今のうちにその姿を目に焼き付けに行ってみませんか?
(2018年9月執筆)
爽やかな配色の車両です。
どんな景色にもなじむ車両としてとても人気がありました。
PHOTO:PIXTA