【三江線】 乙原駅 廃駅
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三江線(JR西日本)の乙原駅(島根県邑智郡美郷町乙原465)が 83年の歴史に幕を下ろしました。乙原駅は川からはやや離れた名前のとおり田畑が広がる原っぱ、集落のやや外れに位置していました。1935年に造られたこの駅は駅舎を持たない無人駅。元々は広い駅舎があったようなのですが、昭和50年代、無人駅化に伴い取り壊し。その後は駅舎があったと思われる位置から、階段を上った高い場所に待合室があるのみという駅になっていました。ホームに佇む待合室は駅ができた昭和初期からあるらしく、趣のある建物で多くのファンがいらしゃるそうです。
三江線の廃止に伴い2018年3月31日をもって駅は閉鎖されましたが、その美しい営みは地域の方々に強く記憶されているそうです。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2018年10月執筆)
駅舎からみた周辺の風景です。とてものどかで美しい光景です。
PHOTO:PIXTA