札沼線 鶴沼駅 廃駅
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JR北海道札沼北線の鶴沼駅(北海道樺戸郡浦臼町字於札内)が63年の歴史に幕を下ろします。2019年度でJR北海道札沼線の一部が廃止されるため、所属する鶴沼駅が合わせて廃業することになりました。
1956年11月に開業したこの鶴沼駅からは、雄大な山並みと国道275号とを同時に見られるようになっています。のどかな田園風景と都会的な国道のコントラストが不思議な駅です。駅舎はなく、鉄板に覆われた待合室の中は木目調で風情があります。また、駅の構内にある用水路が特に目を引きます。平均乗車人員の減少のため、2016年のダイヤ改正で鶴沼駅~新十津川駅間は1日上下1往復のみ運行する過疎駅になりましたが、とうとう廃止されることになり嘆く駅ファンは多いようです。廃駅の前に最後に一度現地を訪問されてはいかがでしょうか。
(2018年10月執筆)
追記:JR札沼線(医療大学~新十津川間)の廃止日は2020年5月7日に正式決定しました。
美しいプラットフォームです。
永遠に見ることのできない景色になりそうです。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : 北海道ファンマガジン 様