阿武隈急行A417系 引退
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福島県の阿武隈急行で活躍したA417系が引退しました。通算38年間の運行の閉幕になります。同車はもともと、1978年に国鉄によって製造され、東北本線の輸送改善に貢献しました。2006年に同系列は引退しましたが、トップナンバー編成のみ阿武隈急行に譲渡され、2007年より走行開始しました。アイボリーのボディに緑と水色のラインをまとった阿武隈急行色に変更され、朝夕限定で福島～富野間で運転されてきました。阿武隈急行時代は短く2016年5月に引退を迎えましたが、車体はしばらく解体されずに残されており、2018年7月の「あぶ急全線開業30周年大感謝祭り」で先頭車のみが登場当初の国鉄色に塗り替えられて展示されていました。運行を終えてもなお懐かしの姿を見せてくれた同車両を多くの人々が記憶に留めたことでしょう。（2018年10月執筆）
