日高本線 東町駅 廃駅
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北海道苫小牧市と様似郡様似町を結ぶJR北海道日高本線の東町駅(北海道浦河郡浦河町東町うしお1丁目)が、廃駅の危機にあります。
同駅は1977年開業、単式ホーム1面1線構造の無人駅で、目の前に海岸があります。風が強い日は砂が線路に飛んでくるほど近く、家のような可愛らしい待合所で風や寒さをしのぐことができます。
駅周辺には、民家や学校、病院、郵便局があることから利用者が多い駅です。また、日高本線は太平洋の海岸沿いにあるため、天気の良い日には電車内からの眺めが絶景だとか。しかし、2015年以降に発生した度重なる豪雨、高波による災害の影響により、残念ながら鵡川駅から様似駅までの間は運休となり、代行バスが運行されています。JR北海道はこの区間について2020年を目処に廃止の方針を固めましたが、沿線7町と協議が続いている状態です。廃液になる前に、車窓からの景色をもう一度眺めてみたいものですね。
(2018年11月執筆)
とてもかわいらしい駅舎です。
通勤通学の日々を思い出す方も多いのではないでしょうか。
長きに渡り本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
追記・・日高線の一部区間のバス転換が正式決定しました。2021年の3月をもって当駅は廃駅となります。(2020年8月)
VIDEO : 北海道ファンマガジン 様