由布市立湯平小学校 閉校
- 文化・教育施設
1901年に開校した由布市立湯平小学校(大分県由布市湯布院町下湯平796)は、湯平の町の中心にある小学校でしたが、少子化の影響受け2017年3月31日をもって閉校、116年の歴史に幕を閉じました。
石畳と提灯の町の中にあった湯平小学校は、周囲を森で囲まれた歴史ある小学校でした。湯平小学校と地域をつなぐ「感謝の夏祭り」では、人生の先輩方から昔の遊びを習ったり、一緒に食事を楽しんだりするなど、日頃から湯平住民との積極的な交流が行われていました。閉校前の1年間、花を育てながら人権思想に対する理解を深めることを目的とした「人権の花」運動にも取り組み、地域の方から人権について学び、みんなで一緒に花を植えたことも。そんな思い出が詰まった湯平小学校も、湯平の町から姿を消してしまいました。「地域のr大切な灯が消えてしまった。」地域住民の声です。
(2019年2月執筆)