JR貨物 敦賀港線敦賀港駅 廃止
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福井県の敦賀港線とともに、敦賀港駅(福井県敦賀市金ケ崎町1-19)も歴史に終わりを迎えます。
同駅は1882年3月、敦賀港線とともに開業し、当時は「金ヶ崎駅」と呼ばれていました。1919年に「敦賀港駅」に改称されています。戦前はロシアのウラジオストクへ向かう外国航路との連絡を担う駅であったことから、当時は貨物列車だけでなく旅客列車も乗り入れていたことがあります。
1987年4月に旅客営業は正式に廃止となりますが、臨時列車が乗り入れることは何度かあったようです。しかし2000年代になってこのエリアの貨物輸送量が激減したことで敦賀港線は休止となり、以降も鉄道での貨物輸送が見込めないことから2019年4月1日をもって敦賀港線は正式に廃止となります。それに合わせて同駅も路線と共に137年間の歴史を終えることとなりました。ぜひ今一度、同駅の姿を記憶に留めてみませんか。
(2019年1月執筆)
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