伊賀市立新居小学校 閉校
- 文化・教育施設
三重県伊賀市北部にある伊賀市立新居小学校(三重県伊賀市西高倉3146)が144年の歴史を経て2020年3月に閉校します。
同校は、伊賀鉄道新居駅の西方に1876年に創立。改称を繰り返し2004年に現在の名称になりました。2019年度の児童数は160人で小規模ですが、保護者や地域住民に温かく見守られ、遠足や運動会などの行事は6年生を中心に、縦割り班で協力して行っています。また、同校は自然豊かな地域にあり、新居地区には多くの水田や畑があることから、子供一人ひとりがバケツで稲を育てる「バケツ稲作」という取り組みが行われています。
歴史ある小学校ですが、長田小学校との学校統合により2020年度からは上野北小学校が開校することになりました。既に同校の敷地に新しい校舎が完成し、1979年から使用されてきた校舎は解体され、児童たちは新校舎で新しい仲間を楽しみに待っているということです。
(2019年9月執筆)