山陰本線 荘原駅駅舎 解体
- 建物・施設
島根県出雲市にあるJR西日本山陰本線の荘原駅(島根県出雲市斐川町学頭1606)の85年の歴史を持つ駅舎が解体されました。同駅は、新しい駅舎がまもなく完成予定です。
同駅は1910年に国鉄の駅として開業。出雲空港の最寄り駅になっており、近年の一日平均乗車数は350人前後です。当初は、単式・島式1面の2面3線構造で、旅客、貨物を取り扱っていましたが、1972年に貨物取り扱いが廃止となり、現在は2面2線構造の無人駅になっています。
駅舎は、1934年に一度改築され、事務室はシルバー人材センターとしても利用されていました。昭和レトロな駅として駅舎に訪れるファンもいたようです。昨年、出雲市とJR西日本の間で、無人駅で築60年以上経つ駅舎の改修工事が決定し、既に工事は進んでおりまもなく完成します。荘原駅にゆかりのある方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
(2019年10月執筆)