気仙沼線 歌津駅 廃駅
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1977年に国鉄・気仙沼線の駅として開業した歌津駅(宮城県本吉郡南三陸町歌津字伊里前189)は、1987年にJR東日本の駅となった後、2005年に駅舎が改築されています。
同駅のホームは相対式2面2線という仕様でした。高い築堤上にあったことから、駅舎からホームに行くには、長いスロープを上る必要があります。快速も停車する駅であったため、比較的利用者が多い駅だったようです。
気仙沼線の他の駅と同じように、東日本大震災により大きな被害を受けた歌津駅。JR東日本では、2020年3月31日をもって気仙沼線の一部区間を廃止することを発表しています。それに伴い、歌津駅も鉄道駅としての役割を終了することとなり、43年の歴史に幕を下ろすことになりました。同駅にゆかりのある方は、ぜひもう一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年2月執筆)