気仙沼線 大谷海岸駅 廃駅

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「日本一海水浴場に近い駅」として知られていた、気仙沼線の大谷海岸駅(宮城県気仙沼市本吉町三島)。元々は大矢駅という名称で1957年に開業した駅でしたが、1997年に現在の名称に変更されています。国道沿いに建っていた道の駅の中に作られた駅で、夏は海水浴に訪れた人で賑わっていました。ホームから見える跨線橋は、海水浴場につながる連絡通路です。海水浴場までのアクセスも非常に良いため、毎年訪れていたという人も多いのではないでしょうか。

しかし、2011年に発生した東日本大震災により駅舎の一部が被害を受け、さらに周りの駅が流出したことなどから鉄道の運行は休止されていました。JR東日本によると、2020年3月31日をもって柳津駅から気仙沼駅までの鉄道事業が廃止されることになっています。それに伴い同駅も鉄道の駅としての歴史を終えることになりました。

63年の歴史を終える同駅に思い出がある人もいることでしょう。当時の思い出を振り返りに、もう一度この場所を訪れて見ませんか。

 

(2020年2月執筆)

 

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