大船渡線 鹿折唐桑駅 廃駅
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宮城県にある、大船渡線の鹿折唐桑駅(宮城県気仙沼市新浜町1丁目8-3)は、1932年3月19日に鹿折駅として開業され、1986年に現在の名称になった駅です。震災前は単式ホーム1面1線を持つ地上駅。平屋建ての駅舎を持つ無人駅でした。港からは1km以上離れた場所に位置していた鹿折唐桑駅ですが、2011年に発生した東日本大震災の被害を受けたことで、以降は営業が休止されました。残念ながら、2020年3月31日には大船渡線の一部が鉄道事業を廃止することとなり、88年の鉄道駅としての役割を終えることが発表されています。
今はもう懐かしの駅舎はありませんが、鹿折唐桑駅にゆかりのある方は、当時の思い出を振り返りにもう一度この場所を訪れてみてはいかがでしょうか。
(2020年2月執筆)