大船渡線 小友駅 廃駅

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広田半島の入り口に位置している小友駅(岩手県陸前高田市小友町字下新田15)は、1933年12月15日に開業した、大船渡線の駅。駅裏には田んぼが広がっており、非常にのどかな雰囲気で、主に地元の人の足として利用されていました。古い木造駅舎を利用しており、内部には切符売り場や待合室が設置されていました。また、下りのホームにはベンチが2つある簡易的な待合室が備えられていたため、そこで待ち時間を過ごすことも可能だったようです。

海からは1kmほど離れた場所に位置していた小友駅ですが、2011年3月の東日本大震災によって発生した津波の影響で、駅は甚大な被害を受けました。小友駅だけではなく、大船渡線の各駅が大きな被害を受けたこともあり震災以来運休が続いていましたが、2020年3月末に鉄道駅としての役割を終えることが決まっています。

駅舎や線路など、今はもうなくなっていますが、小友駅にゆかりのある方はまたこの場所を訪れて、87年の歴史がある同駅に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

(2020年2月執筆)

 

 

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