西東京市役所保谷庁舎 解体
- 建物・施設
スポーツセンターと文化会館を併設した市のシンボルでもある、西東京市役所保谷庁舎(東京都西東京市中町一丁目5番1号)が、2020年に解体され52年の長い歴史に幕を閉じます。
同庁は1968年に建てられた旧保谷市庁舎で、2001年に田無市と合併後西東京市となってからは1市2庁舎体制として市民に親しまれていました。建物自体は年季が入っていたものの、2階にある食堂で食べられる日替わり定食が、栄養満点かつリーズナブルだったことから密かに地元の人々に愛されていました。しかし、同庁と田無庁舎の2庁舎制は市民が不便を感じるといった問題点から2033年には庁舎統合することに。現在は同庁の機能が仮庁舎へ順次移転しています。
長く続いた建物が無くなってしまうのは寂しいとの声もありましたが、最後に思い出のある方はこの場所を訪れてみてはいかがでしょうか。
(2020年4月執筆)
長きに渡り本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA