Final 2019年7月31日 記事代々木会館 解体/取壊のイメージ画像 History 56年程度か

代々木会館 解体/取壊

  • 建物・施設

代々木一丁目のアイコンともいえる名物ビルの代々木会館(東京都渋谷区代々木1-35-1)が、2019年7月末をもって解体されました。1963年頃の建設といわれておりますので、50年超の長い歴史の閉幕となります。

その外観から「代々木の九龍城」とも呼ばれており、居酒屋などの飲食店、中国書専門店が入居していました。この地域は戦後の闇市が起源と言われ、飲み屋街が数多く存在した場所。東京オリンピックを契機に道路が整備されそれらの飲み屋の立ち退きが不可避の中、新たな受け入れ先として機能した側面もあるようです。かつては7-8階にペントハウスが存在しビアガーデンが営業していた時期も。1980-90年代活況を呈した大学受験予備校が存在する地域のアイコンの建物でした。

テレビドラマ『傷だらけの天使』の舞台にもなっていた通称「エンジェル・ビル」。2019年のアニメーション映画「天気の子」にも登場します。

「この建物は僕の青春時代そのものです。なんといっても代々木ゼミナールに毎日通った浪人時代の1年間。毎日通いなれた景色でした。授業をさぼって1階のパチンコ屋に入ったり。一つの時代の終わりなのですね。長い間本当にお疲れ様でした。」50歳代の男性の言葉です。

(2020年6月執筆)

 

解体を待つのみの状態です。

 

長きに渡り本当にお疲れ様でした。

 

PHOTO:PIXTA

 

なお、このビルの記事はファイナルアクセスの提携サイトの「Deepランド」に深い記述があります。歴史に対して大きな敬意を払われている素晴らしいサイトです。是非こちらのサイトも訪問してみてはいかがでしょうか?  

 

以下の映画、ドラマにも登場します。永久保存版の映像になるかもしれません。購入はお早めに。

 

アニメファンの聖地巡礼の場所として有名であるようです。

 

懐かしのドラマにはこのビルが登場します。

 

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